司法書士2.0

時事に関するニュースなどを司法書士業務に関連付けて考察したり、普段の業務を振り返りながら、一歩先の司法書士を目指していくブログです。

信託型ストックオプション

www.nikkei.com



「信託型」と呼ぶ新型のストックオプション(株式購入権=SO)を導入する新興企業が増えているとのこと。


従来のストックオプションは、発行時に受け取る対象者を決定するので、創業時などに受け取るか企業価値が大きくなった後に受け取るかで、得ることができる利益に差が出てしまうものでした。


一方、「信託型」のストックオプションは、その時点の企業価値を前提にした低い価格で予約権を発行して信託にプールしておく仕組みです。
信託した新株予約権は、上場後に企業価値が大きくなった後でも低い価格で付与可能であり、現時点で入社していない役員や社員でも業績などへの貢献度に応じて後から付与することができ、いわば価値を冷凍保存しておくようなものです。


このようなストックオプションのメリットを利用し、人材の確保(特にAIに関する人材)を目指す企業が増えてきているようです。


現状で、人材不足はAI関連の企業にとどまらずあらゆる企業で抱えている問題ですので、今後ますますこのような手法が広がっていくかもしれませね。